にゃんきちです。
今日は、魔女の宅急便に出てくる画家の少女ウルスラについて気になって書いてみました。
*作中で一度も呼ばれなかった画家の少女の名前と年齢は?
森の中で絵を描くことに明け暮れる19歳の少女。
名前はウルスラ!
夏の間は小屋にいるようで、絵を描くためにこの時期はこの森小屋にこもっていて、他の時期には別の住まいにいるのかな~と思われます。
キキの配達のお仕事ので偶然にも縁がつながり、キキとウルスラは仲良くなります。そして、このウルスラちゃん、キキが落ち込んでいる時にとっても心に響く名言を残していくステキなキャラクターでしたよね。
結構、出番や喋るシーンがあったけれど、作中で一度も名前を呼ばれることがなかったんですよね。
(同じくおソノさんの夫も、作中で一度も名前を明かされることはなかったという。フクオというお名前のようです!)
*キキとウルスラの声優はは同一人物!!ウルスラはキキの成長した姿
ウルスラはキキが成長した姿を描いているそうです。
そのこともあって、声優も高山みなみ(名探偵コナンのコナン役で有名ですよね!)さんが一人二役こなしています!さすが声優さん・・・声色が違うし使い分けてるので気付かなかったです・・・!!
因みに、13歳のキキ→19歳のウルスラ→26歳のおソノさん→37歳のキキ母コキリ→ニシンのパイを焼いたりキキにケーキを作ってくれた70歳の老婦人へと…成長するキキの姿をあらわしているんですって!
なんとな〜く、キキが成長したらウルスラみたいになるかもって感じもするし、ウルスラも心なしかおソノさんに性格や笑い方が似ているような気もします。
キキも色々ありながら、夢を見つけて追い求めて、そして結婚して……
作中ではキキの未来やその後は見れませんが、ちょっと未来が想像できるみたいで嬉しいですよね。
作品の作り込みも凄いですし、キキという一人の少女が成長していく物語なんだなって改めて思いました。
*ウルスラのセリフ、名言
ウルスラはほうきで飛べなくなったキキに色々な言葉をかけます。それがとっても心に響く名言が沢山でしたのでご紹/_:介
あんたの顔いいよ。この前よりずっといい顔してる
これは、ウルスラがキキをモデルに絵を描いているシーンですね。ウルスラが未来のキキだとしたら、心も体もちょっと大人になったキキ自身が、昔の純粋無垢な部分だったり、初心の心を持った自分を「素敵」「いいな」とか「成長・変化していく過程にある姿を美しい」と思っているのかな〜なんて思ってしまいました。
成長することはとっても素敵で大切なこと。でも、始めの頃の気持ちを忘れない、原点に立ち返って自分を見つめることも大切なことだなと思わせられます。

引用:http://studiototoro.com/urusura-1981
そういう時はジタバタするしかないよ。描いて、描いて、描きまくる。
描くのをやめる。散歩をしたり、景色をみたり、昼寝をしたり、何もしない。そのうち急に描きたくなるんだよ。
この上2つは、キキの魔法が弱まってどうすればいいかなと悩んでいるときにウルスラが言った言葉ですね。出来ない時はやりまくる、それでもダメなら何もしない・・・。
そしたら「急にやりたくなるんだ」っていうのなんかいいですよね。
やろう、やらなきゃと思っている時は出来ないけど、いざ辞めちゃうとやりたくなるの何か分かります。
魔女の血、絵描きの血、パン職人の血。神さまか誰かがくれた力なんだよね。おかげで苦労もするけどさ。
ウルスラの家で、二人で夏のお泊まり会。この素朴で味のある感じの、華やかじゃないけど2人らしい、将来のことや自分のことをお話したりな・・・ちょっぴり大人なお泊りの風景がとっても良いですよね。
そこでキキはウルスラに魔女は血で空を飛ぶんだよと教えます。
魔女の宅急便の世界では、魔女は隠れたりするような存在でも、何か特別な存在でもなくて、一つの才能として、職業として平等な感覚で受け入れられています。
誰しもが、自分だけの魔法(才能)を持っていて、色々苦労もするけど自分だけの魔法を見つけて一生懸命生きて、幸せに向かって生きる権利があるのだと思わされました。

引用:http://studiototoro.com/urusura-1981
「おちこんだりもしたけれど、私はげんきです。」
これは、魔女の宅急便のキャッチコピーです。なんだか、色々なことを踏まえてみるとまたキャッチコピーの重みというかメッセージがぐっと強くなったように感じます。

引用:http://mihocinema.com/majotaku-177
いかがでしたでしょうか?
ということで今日は魔女の宅急便のウルスラちゃんについてでした〜!
お読みいただきましてありがとうございました!
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